月に囚われた男のレビュー(総合評価B)

評価

  • ストーリー  B
  • キャラクター B
  • 設定 A
  • 密室度 A
  • 総合評価 B
  • シチュエーション 月面ステーション

 

説明

近未来の話。地球の主要エネルギーであるヘリウム3を採掘するルナ産業との3年契約を終えようとしているサム・ベル。
月面ステーションで一人で任務遂行しているが、人間は自分だけ、人工知能ロボットのガーディと一緒に暮らしている。
ある日突然、サムの容体が悪化し幻覚などの症状に惑わされるようになる。
そして、自分とそっくりなサムのクローンに出会い、生活を共にすることになる。

 

印象的なシーン

・大量のクローンを発見
月面を探索している最中とある建物を見つける。
その建物には秘密の部屋があり、そこにはサム・ベルの大量のクローンが。。。
カプセルホテルのような個室があり、ざっと1000以上のクローンがいそう。
クローンの寿命は3年で設定されていて、サムが死ぬことに新品のサムと取り換えるんだね。

 

感想

この映画は、ソリッドシュチュエーションスリラーというよりかはサスペンスとかそのあたりに分類されそうな気もするけど気にしない。
自分がクローンだということを認識するのが割と早めなのが珍しいパターンな気がする。
クローンであることを受け入れ、さらに別のクローンとも仲良くやっていくのはあまり見たことがないかも。
よくありがちなのは、最後の最後でクローンであることが分かってENDみたいな感じだろうか。

最後のナレーションは蛇足というのをレビューサイトとかでよく見かけるね。
「地球に戻ったサム・ベルのクローンはルナ・インダストリーズの実態を暴露。世間の非難を浴びたルナ・インダストリーズの株価は大暴落した」
確かにそうなるんだろなというのは予想がつくけれど、地球の様子を全く描写していなかったのに最後だけある意味リアルな結末を伝えてしまうのはちょっといただけないかもしれない。

ガーディの表情アイコンがカワ(・∀・)イイ!!

Posted in ソリッドシチュエーションスリラー映画 | Leave a comment

CUBEのレビュー(総合評価A)

評価

  • ストーリー  A
  • キャラクター B
  • 設定 A
  • 密室度 A
  • 総合評価 A
  • シチュエーション 謎の立方体

 

説明

謎の立方体ことキューブに閉じ込められた男女6人の脱出劇。
キューブは巨大なルーブックキューブのようになっており、区画1つ1つがの立方体が合わさったもので、各部屋ごとにトラップが仕掛けられている。
音声で作動するワイヤーナイフトラップ、加圧センサーによる火炎放射トラップなどなど。
部屋ごとに数字が割り振られており、ある一定の法則に従ってトラップの有無がわかるようになっており、トラップ部屋を避けてゴールを目指す。
はじめは6人いたメンバーもトラップの餌食になったり、内輪もめの末殺されたりでだんだんと人数は減っていく。
最終的には知的障害を持っているが天才のカザンのみがゴールにたどり着く。

 

印象的なシーン

・ハロウェイ死亡
外壁側の部屋に到達したときに、外を見るためにみんなの服を縛ってロープ代わりにし、それを体に結び付け垂らし、中ずり状態のハロウェイ。
腕っぷしの強いクエンティンがロープを支えサポートするが、最後ハロウェイを引きあがるときにわざと手を放して暗闇に突き落としてしまう。
クエンティンとハロウェイはこのシーンの前からお互いの境遇のことでケンカしており、険悪なムードになっていた。

 

・映画スタート早々にトラップにより死亡するオルダーソン
細いスキンヘッドの男が、キューブの部屋を移動したあと、トラップ部屋にあたってしまう。
そのトラップは細い網目状のワイヤーで瞬時にしてオルダーソンを引き裂き、まさにサイコロステーキのようにバラバラになってしまった・・・

 

感想

この映画、ソリッドシチュエーションスリラーとしてはSawシリーズと並ぶくらい有名で人気がある映画だと思う。
最初に見たときに、世界観が斬新すぎて感動したのをよく覚えてます。
キューブ内の映像以外は一切出てこないという、密室率100%という徹底した作りも素晴らしいよね。
初めは一致団結精神でリーダー格を務めていた黒人警察官のクエンティンが、途中から自分だけが助かりたいという気持ちに変わってしまい、仲間たちを殺しにかかってしまうのが結構怖かったかな。
映像内では、キューブが何のために作られたのかなど憶測が飛び交うが結局のところ、それは謎のまま。その謎は続編であるCUBE ZEROで。
続編はCUBE2とCUBE ZEROだけなんだけど、CUBE人気にあやかってか邦題名に「CUBE」の名前を冠するものが結構あるけれど、それはすべてパチものです笑
レビューを見ると続編はいらなかったという声をよく見かけるね。ぼくはCUBE2は結構好きだけど、CUBE ZEROはあまりいただけないんだよね。何でもありになってしまって。

Posted in CUBEシリーズ | Leave a comment

Sawのレビュー(総合評価A)

評価

  • ストーリー  A
  • キャラクター B
  • 設定 A
  • 密室度 A
  • 総合評価 A
  • シチュエーション 謎の浴室

 

あらすじ

「ソリッドシチュエーションスリラー」という言葉を世に広めたといっても過言ではない、8シリーズにも及ぶsawシリーズの記念すべき第1作目。
目覚めると、気味悪い浴室に男が2人鎖に繋がれている。
あたりを探すとノコギリがあり、鎖を切るものかと思いきや自分の足を切るものと気づかされる。
その他にも逆トラバサミや有刺鉄線の檻などのトラップ部屋が登場。

 

印象的なシーン

・逆トラバサミの罠

ゲームに勝って生き残るというパターンはsawシリーズでも数えるほどしかない。
密室内で、時間切れになると口から顔面を上下に引き裂く装置を装着されており、鍵を外すと外れる仕組み。
その鍵は密室内にいる全身麻酔で身動きが取れない男の体内にあり、その男を殺さないと自分はゲームに勝利できないというルール。
この逆トラバサミは今後のsawシリーズにおいて重要なアイテムになるんですね。

 

・ラストに目覚めた浴室に横たわっていた男

この男こそがジグソウと呼ばれる、このゲームの首謀者であり殺人鬼。
「生きることに感謝しろ」をモットーに自殺や人を死に至らしめるような人間に対してゲームと称し制裁を加える。

 

感想

この映画を初めて見たのは高校生くらいの時だから2006年くらいだったかな・・・
生きるためには犠牲を払わなければいけないという状況や2人の探り合うような会話が結構リアルに伝わってきてとてもハラハラしたのを覚えていました。
sawシリーズのメインテーマは「Hello Zepp」というタイトル、実はこのZeppは主人公の2人ではなく、ゴードン先生が務めている病院の作業員。
そこまで重要ではない役だが、ずっと名前が後世へ引き継がれているというのも面白い。
映像的に万人にオススメできるものではないけれど、ホラーやサスペンスが好きなら是非見てほしい映画です。

Posted in Sawシリーズ | Leave a comment